今年もこうしてキャンプを終えることができました、参加されてどうでしたか。
キャンプが無事におわってホッとしたような、でもまだどこか熱があって少し寂しいような、そんなお祭りの後の静けさのような気持ちです。(51年も続いているので、そろそろこの気持ちを表すのに「サマーキャンプの後の静けさ」という慣用句があってもいいかもしれない)
最後にキャンプ最終日について、このWebサイトでも少しだけお伝えしたいと思います。
まだキャンプから気持ちが離れられない方に、一緒に振り返っていただけたら嬉しいです。
最終日の今日も、はじまりはみんなで顔を合わせる「朝の集い」から。
朝の集いの後には朝食、キャンプで食べる最後の食事です。班の友だちと最後まで一緒にわいわいと賑やかに食べていました。次に自宅で食べるときにはきっとキャンプの話がたくさん出てくることだと思います。会話に花を咲かせる主役になるのだろうなと思うと、とても素敵な気持ちになります。
実は食事がおわって片付けも済んだ後に、食堂の調理師さんにお礼が言いたいですと声をかけてくれる子がいました。ボランティアがキャンプ施設の食堂との仲介をしているため、直接お礼を伝えられる場があるわけではなかったのですが、調理師さんに声をかけさせていただいて子どもから直接感謝の気持ちを伝えることができました。
食堂の方からもまた来年お待ちしていますねと声をかけていただいたので、ぜひ来年もおいしい食事を食べに来てほしいなと思います。
文字ばかりではきっと疲れていて眠くなってしまうと思いますので、ここでマイムマイムです。
報告会では野外炊事、キャンドルファイヤーと並んでマイムマイムが上がってドッと体育館が湧きました。昨日野外炊事があったのが嘘かのようにみんな元気で大盛りあがりだったので、気持ちはちょっとわかります笑
他にもいくつかレクリエーションがあり、3日目ともなるとみんな一つになって楽しんでいるように見えました。ピンポン玉をスプーンで運ぶレクなど、なかなかうまく運べずにいた友達を固唾を飲んで見守って、できた瞬間には班の垣根を越えてワッと拍手喝采だったのがとても印象的でした。
さて、最後になります。
レクも終わり、帰る準備もして、最後に退村式です。
サマーキャンプを卒業する6年生から、後輩に送る言葉がありました。いつも6年生の言葉を聞くとキャンプのお手伝いをできてよかったという気持ちになります。
今年はキャンプ場での事故であったり、直前では地震、そして台風がありました。キャンプの見送りやキャンプ自体の中止の可能性が頭によぎることもありましたが、アレルギー児サマーキャンプという場でしか子どもに届けられない体験があるのだと思うと、開催できて本当によかったなという気持ちになります。
こうしてアレルギー児サマーキャンプ2024も無事に終わりました。
参加申し込みやキャンプ通信、説明会等々、ご協力いただきありがとうございました。
また来年もWebサイト上で参加申し込み等の告知を出させていただく予定です。
来年も笑顔でみなさんとお会いできることを楽しみにしています。
(神奈川アレルギー児サマーキャンプ実行委員会)